新潟に、愛知と岐阜からお友達が来られ、北方文化博物館に行ってきました。ここは、越後随一の大地主となった一族、伊藤家の館です。
たまたま運良く、解説員の方が来られ、今まで知らなかったお話をたくさん聞かせてくださいました。
このお屋敷は、とにかく広くて、何もかもが規格外。
ただの昔金持ちだった人の家でしょ、と思っていた自分を殴ってやりたいくらい、目から鱗の裏話がありました。(目から鱗の使い方合ってます?)
10数名の伊藤家を、40〜50名のお手伝いさんが支えていたそうです。これだけの人数で暮らすって日々様々な問題が起きそうです。当主が人格者であったから存続できたのだと思います。
お屋敷には様々なこだわりが込められていて、贅沢を尽くしたベルサイユ宮殿とは違い、厳かで凛とした落ち着いた雰囲気です。
そのこだわりのために、どれだけの人が関わり、苦労と月日を重ねて築き上げたものなのか、お話を伺い、少しだけ理解できました。
展示物を見ているだけではわからない裏側が見えました。
今、目に見えるものはほんの一部でその裏側に広がる世界をいかに想像できるようになるか。
それが人を思いやるココロになったり、感謝が溢れる日常になったり、想像する力って大切ですね。
今目の前にあるこのパソコンが私の手元に来るまでにどれだけの人が関わり、開発に時間と労力を注ぎ、その人生をかけてくれたのか、そばで支えた家族がいたのか。
たくさんの人のおかげで今こうして皆さんにメッセージを打てている。当たり前じゃない便利な日常に感謝ですね。
はい、柱の話にたどり着きませんでした(笑)
また明日!