自己肯定感が低いと言い続けて40年の私。ここ数年は「自己肯定感が低い」とは思わなくなっていました。
ヨガを始めたおかげだと感じ、成長したなぁと自分で驚いていましたが、まだまだ根っこは深いところにあり。自分には分不相応だと感じ、勝手に壁を作っていたものがありました。
今日はそのうちの2つ、マリーゴールドに行くこと、玉木新雌さんの商品を購入することを達成することができました。その報告です(需要あるかな)

マリーゴールドは新潟県阿賀野市にある、井上まゆみさんが活動されている場所です。井上まゆみさんは、看護師でホメオパシーを学ばれて、生まれること、健康に生きること、死ぬことなど、命についてお話会などを全国でされている方です。

井上まゆみさんとの出会いは、またしても美穂さんが企画された「死生観のお話会」に参加した時でした。このときも美穂さんが企画したものなら面白いはずだ、とよくわからず参加し、号泣の嵐。今生きていることのありがたさ、そして、自分がこれから生きていく上で大切にしたいものを、真剣に考えるきっかけをくれました。
そこからは井上まゆみさんのファンになりました。講座を受講したり、井上まゆみさんの企画された講演会に行ったり。
とにかく、知識量がすごくて、講座を受けても覚えられず、日常に落とし込めない自分に凹み。活動の幅も全国に広がっていて、追いかけたくてもできなくて。できないと弱音を吐く自分を棚に上げて、自分なんかが近づける人ではないと勝手に線引をして、見るのが辛くなって、距離を取っていました。この感情、簡単に言うと嫉妬だと思います。マリーゴールドという場所にも憧れて、一度行ってみたいと思っていましたが、同じように自分が軽々しく行ける場所ではないと思い込んでいました。
そして、玉木新雌さんのお洋服やストールもお話会で見させていただいて、とても素敵な商品だと思いました。でも値段の高さでまたブロック発動。こんな高価なものは自分にはもったいない。自分には到底手の届くものではない。お金があるから買えるんだ、お金に余裕のある人だけが一緒に好きだよね〜と話して、仲間になっていくんだ。買えない私は仲間にも入れてもらえないんだ。やっぱり嫉妬の嵐でした。
またね、素敵な人は素敵な人と繋がってるわけです。
井上まゆみさんが呼んでくださった鹿児島の介護施設いろ葉の中迎聡子さんの講演は、看護師として高齢者と関わってきた私の概念を大きく変えました。そんなのアリなの?病院的には絶対NGなことをやって回復させてしまう、その人に合わせた自由なケアへの驚きと、最期までありのままでいられる自然さと尊さに感動しました。一度行ってみたいと思っています。
全国で8年間講演されている藤原ひろのぶさんのお話もとても面白くて、世の中を見る目が変わったような気がします。もともとおせっかいなタイプですが、もっとおせっかいを出して、人と繋がっていこうと思えました。こちらのお話会、東京の母に勧めて洗脳かと怪しまれました(笑)
繋がってる人みんな、眩しくて素敵なんですよね。
こういう素敵な人たちと私も繋がりたい。でも私なんて・・・(以下、自粛)
どんだけ思い込むんだか・・・書いてて情けないです。
でもこれ、本当に根強く思っていたこと。別に高いストールを買ったからといって、明日生きていけなくなるわけでもないのに、なんでこんなふうに強く思い込むのか。価値観や思考のクセって怖いですね。
それから月日が経ち、自分なりに少しずつブロックを削る作業をしてきました。トイレを借りたくて立ち寄ったコンビニで、何か飲み物でも買おうと思って、本当は300円のスムージーが飲んでみたいけど、もったいないから200円のドリンクにする。でもな、思い切って300円のドリンク買ってみようかな。勇気を出してエイ!と購入して、大して美味しくなかった(笑)なんだよ!でも100円自分のために出せた。買ったからと言って明日暮らせなくなることはなかった。そんな小さな成功体験を少しずつ積み上げました。
自分の本当のココロの声を無視せずに、ちゃんと聴いてあげる練習を重ねた結果、本日、マリーゴールドに行って、玉木新雌さんの商品を購入することができました。わぁーー!

ここでも美穂さんが一役買ってくれています。今日、美穂さんが玉木新雌さんの端切れで作るイヤリングのワークショップを開催されていたのです。そのタイミングで自分も時間が合ってお邪魔できたので、美穂さんマジックも相当あると思います。ちょっと届かないところに、先ゆく先輩がいることでスッと超えられる、そんな経験は本当にありがたいことです。

でも、今日本当は玉木新雌さんの商品を買うつもりはなかったのです。でもその場に行って気持ちが変わり、以外にもすんなり買うと決めていました。そう決められた自分にびっくりしたとともに、胸のつかえがスッと取れたのを感じました。自分がいいと思うものをブレーキをかけることなく手にできる喜び、自分で自分に許可を出せるって、こんなに気持ちの良いものなのかと。

物を手に入れる喜びは、ドーパミン的幸せかもしれませんが、この経験は一時的なものではなく、これから生きていく上で自分をより自由にしてくれると感じます。
誰も「あなたのことは入れてあげない」なんて言ってない。制限もしていない。それを自分が壁を感じてブロックを作ってしまった。みんな腕を広げておいでおいで、一緒にやろうって言ってくれてるのに素直になれなかった。

やっと素直になれた、そんな自分に心底ホッとしました。まだまだあるブロック。一つずつぶっ壊して自由に生きていきたい。そんな新たな願いを込めて書きました。
今日も素晴らしい日でした。明日も素晴らしい1日。
読んでくださり、ありがとうございました。

