1年ほど前から股関節の痛みが始まり、整形外科に行ったところ「股関節変形症」との診断。「ヨガはやらないほうがいいでしょうか?」と聞くと「やってもいいよ」と。でもヨガをやればやるほど痛みが増す。終いには痛み止めを飲んでも寝れないほどに。絶対やらないほうがいいじゃん。でもヨガやめたくない、どうすれば?
そんな時にヘルプしたのが理学療法士歴20年、ヨガインストラクターのさゆみさんでございます。

さゆみさんのパーソナルレッスンは、丁寧にカラダを見てくれるのはもちろん。毎回気づきが多くて、自分のカラダなのに知らないことがたくさんで、目からウロコが落ちまくりの楽しい時間です。
股関節の痛みの原因は、生まれつき骨盤の傘が浅いこともあるけれど、自分のカラダの使い方のクセが積もり積もって痛みに繋がっているとのことでした。クセを知り、それを克服できるように、めちゃくちゃじみぃーーーーーな運動を自主練します。次第に痛みのコントロールができるようになってきました。
こんな動きで?と思うほど、小さな細かい、地味な(2回目)動きで、カラダが反応していく。まだまだ伸びしろたっぷりと言われ、自分で自分のカラダを整えることができるという喜びを毎度味わわせていただいています。
そんなさゆみさんの骨盤底筋のレッスン。今回は3回目でした。座学と実践。座学では解剖学だけではなく、脳科学なども交えて毎回唸るような学びがあります。

今のカラダの状態を確認して、言語化して、骨盤底筋のためのワークをする。そしてまたカラダの状態を確認して言語化する。必ず小さな変化を見つけることができます。ちゃんと反応して良くなってるのがわかるから面白い。

どこにどれだけ意識を向けるかで、見えるもの、気付きが増える、ポジティブに感じられる、希望を持てる。生き方そのものにも通じる深い学びがあります。
もう骨盤底なんてどうでもいい(笑)私たちは伸び代しかない。希望を捨てずに前を向いて、楽しく笑顔で生きていこうぜ!そんな気持ちになれます。

生徒さんの中でも、カラダの機能を落とさないように、健康のためにヨガに通ってくださってる方がいます。カラダを良くしたいという気持ちが強すぎると、どう変わったか?ということに意識が向きすぎて、思うほど変わってないという感覚になるようです。
カラダがどう変わったか、アタマで考えるのではなく、感覚で捉える。心地いいかどうか。ほんとにこれが一番大事!そんなあやふやなものでいいのか?と思うかもしれないけど、心地よければ自然とカラダもほぐれて、本来の動きを取り戻していくんだと思います。

また自分のカラダに意識を向けること、それ自体ができない人も多いです。自分を蔑ろにしない。誰よりもいちばん大切な自分という存在。あなたほど、あなたを大切にしてくれる人は他にいません。何よりも誰よりも大切にしてほしい。自分に興味を持って!毎日がんばる自分に、癒やしや心地よさをあげてほしい。
私はさゆみさんみたいに、ここがどこと繋がっていて、どうなったらこう、とか説明できないです。知識もありません。でも教わったことは、呼吸が深くなったり、足がマットに根づいたり、上半身が軽くなったり、安定したり、どれも心地よさに繋がっています。それを感じてもらうことなら自分のクラスでもできそうです。
いただいたことをクラスでもシェアさせていただこうと思っています。お楽しみに!

最後に、ワイワイ言いながら、変化を見届けて喜んで、学びや感覚をシェアする時間はとても楽しかったです。一緒に学ばせていただいた皆さま、さゆみさん、本当に素敵な時間をありがとうございました。

